無呼吸症候群は、珍しい病気ではありません。
治療する事で多くのリスクを回避する事ができます。
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に呼吸が止まる病気です。ご家族から、寝ている間に呼吸が止まっている、あるいは「いびき」がうるさいと指摘されることはありませんか?ご自身として「昼間非常に眠くなる」、「集中力が続かない」等の症状が認められます。重篤になると、日中の眠気が強くなり仕事など日常生活に支障をきたすこともあります、
心臓発作、脳梗塞、糖尿病、心不全、不整脈、肥満、交通事故などのリスクが増加することもわかっています。子供でも症状が出る事もあり、決して珍しい病気ではありません。恥ずかしくて相談できない等のお声がありましたが、健やかな毎日を過ごすため、ご一緒に眠るご家族の為に治療を行う方も増えてきています。
無呼吸症候群の治療の流れ
➀受診(問診)
自覚症状、生活習慣や合併症、交通事故やニアミス経験などについてお聞きします。
また夜寝ているときの様子はご自分ではわからないので、可能であればご家族に同席いただくとよいです。
➁検査・診断
ご自宅で診断装置を使い睡眠中にデータを取りますので安心して検査ができます。
➂治療
睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、次に治療法を決定します。患者さんにあった治療法を患者さんと相談しながら医師が選択します。
また、治療を効果的に行うためにも生活習慣の改善に心がけましょう。
➃生活習慣の改善
睡眠時無呼吸症候群は生活習慣と密接に関係しています。
ですので治療の第一歩は生活習慣を見直すことから始まります。肥満の方は生活に運動を取り入れたり晩酌をされる方は量をへらすことで、無呼吸が軽減する場合があります。
※受診に関するご相談は診療時間内にお電話でお問合せ下さい。